UCLアグロヴァンパイア 構築編

UCLアグロヴァンパイア ー構築編ー

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(懐かしの先行バース!w)

 

アンリミテッドブログ第三弾です。

今回はUCL環境のアグロヴァンパイアについて考えをまとめました。

現状ではJCGやランクマッチでの採用が少ないですが、グラマスまで高勝率を残すことができました。(大型連勝はありませんでしたが細かい連勝を重ねました)

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デッキの性質上苦手なデッキがはっきりしていることやリーサルターンが早いことから、ややランクマッチ向きのデッキといえます。
アンリミしょうもないからさっさとグラマスになりたい!という人におすすめします。

 

◎はじめに(環境での立ち位置)

 ヴァンパイアというクラスですがアンリミ環境ではアグロのほか復讐・自傷などのアーキタイプが存在します。

 UCLアンリミテッド環境ですが、陰陽の開祖・クオンの追加により式神ウィッチがtier1となっています。

(統計はしていませんがランクマッチでも圧倒的に当たる数が多いです)

 

 少し下がってtier1.5辺りの位置にVEC環境から引き続き猛威を振るっているアマツエルフがいます。

 この2デッキを考えた場合、復讐や自傷軸は自身のライフを削ることで、式神ウィッチやアマツエルフの疾走フォロワーに逆リーサルを取られるリスクがあることからあまり有利とは言えません。

 

 一方でアグロヴァンパイアというデッキは序盤からフォロワーを展開しアグレッシブに戦うことができ、相手の処理が追いつかないうちにリーサルを狙うことができます。

また、後に構築の項目で解説しますがトップtierの2デッキに有効なカードを採用することができます。

 

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(マジでしょうもねぇ奴らだ・・・w)

 

 また、VEC環境と比べ今期のランクマッチにおいてはエイラビショップの採用が減っています。

そのことからもデッキ選択の上で相対的にアグロヴァンパイアの優位性が高まっていると感じています。

構築

1C:6枚 2C:20枚 3C:9枚 4C:5枚

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〇デッキコンセプト

 今更感がありますがアグロヴァンパイアは序盤からフォロワーを展開しつつ疾走フォロワーやバーンダメージによりリーサルを狙うデッキとなっています。

 採用カードは全て4コスト以下となっており、他のアグロ・ウィニーデッキ同様に安定感があることも強みとなっています。

 また、疾走フォロワーの攻撃バフやレヴィオンデューク・悪逆の公爵ユリウス、吸血鬼ヴァンピィのバーンダメージなど相手のライフを削る方法が他のデッキタイプより多彩で、相手の意識の外からリーサルを決めることもできます。

 

〇キーカードについて

前述したトップtierの2デッキに有効なカードや、UCLで追加されたカードについて解説します。

 

夢魔の新参

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UCLで追加された新カードです。

1枚で2面展開でき、ウィッチの除去や虹の輝きなどで返されにくいカードです。

自傷シナジーはありませんがヴァンピィとのシナジーはあり、合計スタッツが2/2/3と優秀なことから従来の眷属の召喚に変わるカードとして採用しています。

(あとなかなか可愛い、ムホホ・・・( ^ω^ ))

 

・ヴァンパイアスレイヤー・ルシウス

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 同じくUCLで追加されたカードですが、UCLアグロヴァンパイアの軸と言えるカードです。

 アグロヴァンパイアでは1ターン目に1/1/2を立てたいことから6〜9枚採用することが必須となっていますがこのカードの登場によりゴブリンなどの枠に変わって採用することができます。

 また、進化時効果も優秀で条件付きではありますがEPが切れた状態から大型守護(アマツや式神・天后)を突破しつつ疾走フォロワーで攻撃するといったことが可能になっています。

 進化時効果が相手の盤面や自分のライフ依存とケアされづらいのも利点です。

 

・悪逆の公爵ユリウス

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 バーンダメージ&回復、EP無し進化とインチキ効果満載のカードです。

 3/1/5というスタッツから先3に押し付けても処理がかなり難しくバーンダメージと顔を一歩的に殴ることもできますし、後3でも残りやすく後4進化で5点パンチをすることができます。

 特にアマツエルフ対面ではフェアリーの展開時にダメージを取れることや相手からの処理が難しいため優先的にキープするカードとなっています。

(おまけ)初代ユリウスもいますが彼も壊れています

 

・獄炎のデーモン

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 ブラッドウルフ・サーベイジウルフ・ラウラなどの疾走フォロワーをバフします。

先4で残ったユリウスを守護裏で守りつつ疾走フォロワーをバフする動きも強力です。

相手は発狂します。

 

〇採用カードについて

・1-2コスト枠

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 1-2コスト枠について、1コスは呪剣の吸血鬼、ヴァンパイアスレイヤー・ルシウス

2コスはブラッドウルフ、吸血鬼ヴァンピィ、レヴィオンデュークユリウス、獄炎のデーモン、犇めく悪鬼、夢魔の新参、鋭利な一裂き、魅惑の一撃を採用しています。

 

 1/1/2はマリガン全力のため6枚と控えめの採用にしました。 

 2コスのブラッドウルフ、獄炎のデーモン、ユリウス、鋭利は固定枠と考えています。

 ヴァンピィはシナジーが少ないので2枚採用、夢魔の新参は前述の理由から3枚、犇めく悪鬼は純粋に打点が高いことと、自傷シナジーがルシウスやラウラとあること、復讐時のバーンダメージがケアされにくいことから3枚採用としています。

(追記)ヴァンピィ3悪鬼2になりました。


 魅惑の一撃は式神ウィッチやアマツエルフが序盤からフォロワーを展開してくることが少なく、ランダムダメージなので終盤の守護処理にも使いづらいため2枚となっています。

 

・3-4コスト枠

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 3-4コストは、サーベイジウルフ、悪逆の公爵ユリウス、悪夢の始まり、レイジコマンダー・ラウラ、ヴァンパイアシーカー・ユナを採用しています。

 3コストのサーベイジウルフ、ユリウス、悪夢の始まりは固定枠と考えています。

 4コストですが、ラウラはEP要求ですが5点疾走なのでバフ対象を増やすことから3枚採用としています。

 ヴァンパイアシーカー・ユナはリソース供給カードとして優秀+先4で強いスタッツのため採用しています、ゲーム中1枚使えればいいので2枚採用です。

 

(採用候補)

慟哭の魔人・ネフェリオ(3/3/3 選択不可)・・・選択不可がウィッチに強力かと思われたが3T目しか強くないため却下

夜を統べるもの・イリヤ(3/3/2 UB10 3ダメージ他)・・・UBが遠いため却下 

 

◎最後に

 現状ヴァンパイアはフラウロスやヴァーナレクを押し付ける自傷軸が多いと思いますがアグロヴァンパイアは現状自傷軸より安定して勝てることができると思います。

またAFネメシスやその他アンリミ特有謎デッキにも基本的に優位(先行とれば勝ち!w)なのでおすすめします!

 

 プレイやマリガンはそこまで難しいデッキではないと感じられますが需要や反響があればまとめてみたいと思います。(いつも書いてるけどまとめてない)

 拙い文章をご覧いただきありがとうございました。